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- お肉屋さんおススメお肉の解凍方法
取り寄せたお肉をもっと美味しく!解凍方法がカギ 冷凍のお肉を解凍して食べるときは、 冷蔵に移してゆっくり解凍、 食べる30分前ぐらいに、常温に戻すのがベストです。 冷蔵庫解凍後になぜ常温に戻すの?? お肉が常温に戻り、中まで解凍されるので、焼くときも中まで均等に火が通ります。 すき焼き、しゃぶしゃぶをするときでも、サッと火が通ります。 解凍して、冷蔵庫から出してすぐ調理すると、熱の伝わりが悪くなるので、半生になったりします。 なので、食べる1日前に冷蔵庫に移し、食べる30分前に冷蔵庫から出すのが一番の美味しいお肉の食べ方。 夏場は、気温が高いので、注意して、涼しい場所で常温に戻すなどします。 じっくり解凍するのが基本で、急激に解凍するのは美味しい肉汁が、 出ていってしまう原因になってしまうことも。要注意です。 冷蔵庫から出したものすぐ調理するのではなく、時間を置きましょう。 鳥取和牛や霜降りは融点が低く溶けるのが早いので、その場合常温に戻す時間を30分より短くします。 冷凍庫のお肉を冷蔵庫に移して解凍していく時間の目安は? 時間の目安としてはだいたい12時間位でしょうか。 これはお肉の厚さなどによっても変わってきますが、例えば夕飯にお肉を使いたいのであれば、 前日の夜冷蔵庫に移しておくとちょうどいい感じに解凍されているかと思います。 真空パックのステーキの解凍方法 冷凍から冷蔵に移して、焼く30分前に冷蔵から出し、常温に戻してから焼きます。 お肉を触ったときに、冷凍が残っている硬い状態ではなく、 肌を触ると弾力があるように、お肉を冷凍から常温に戻します。 真空パック保存の注意! 真空パックは基本的に日持ちがします。 しかしながら、袋に傷が付かないように気を付けて冷凍で保存する。 袋の傷から空気が入って冷凍焼けになりやすくなります。 保管する前に真空パックの状態を見て保存をしましょう。もし穴が開いていたらお早めにお食べください。 電子レンジ解凍ってどうなの? 電子レンジでの解凍は、できればしない方がよいです。 電子レンジで解凍となると、お肉の表面にどうしても熱が通るので、冷凍から冷蔵に移して自然解凍がよいです。
- 鳥取和牛 オレイン55
和牛オリンピックで肉質日本一 鳥取和牛は、2017年の和牛オリンピック(第11回全国和牛能力共進会 5年に1度開催される和牛日本一を競う審査大会)で、肉質日本一の栄誉に輝きました。日本一を取るくらい肉質を極めた鳥取和牛ですが、今、実は一番こだわっているのが“脂質”なんです。 “肉”でなく”脂”のブランド「オレイン55」 美しく霜降りの入った牛肉は人気があります。その霜降り肉は、肉(筋繊維)と脂(脂肪交雑)でできています。霜降りの肉は近年、脂が多いからと敬遠する人も増えています。「胸焼けした」などと言う人もあります。これは脂の量だけの問題ではなく、その肉に含まれる脂の“質”が異なるのではないかと考えています。 オレイン酸は、不飽和脂肪酸の一つで動物性脂肪や植物油に多く含まれます。 オリーブ油から分離されたことに由来して「オレイン酸」と命名され、ナッツ類や椿油などにも豊富に含まれています。オレイン酸は、血液中の悪玉コレステロールを下げる効果があります。善玉コレステロールを下げず、悪玉コレステロールだけを下げることから健康食品の成分としても注目されています。 「鳥取和牛オレイン55」は、このオレイン酸を55%以上含む肉ということで、胸焼けしにくい脂、16度という低い融点が食べやすさを実現します。健康面でも、人間の身体に善い影響を与えると考えられています。それだけでなく、オレイン酸は、牛肉脂肪中に多く含まれるほど肉の風味をよくすると言われています。 鳥取では、平成23年のブランド創設から、すべての和牛のオレイン酸数値を測っています。鳥取和牛の年間出荷頭数は、約2100頭。このうち「鳥取和牛オレイン55」というブランドに認定されるのは、わずか全体の20%、400頭程度とされています。 やまのおかげ屋が扱う肉 「人の身体にとって良い肉を・・・」という想いで、鳥飼畜産では2013年ごろから、二代目の鳥飼雄太郎氏が中心となって、血統やえさの改良に取り組みはじめました。 全国に300のブランド牛があると言われますが、それらの血統の中でも、肉質が良く、“脂質”が良い牛を選び、自社農場で人工授精して繁殖。1頭の牛が育ち、肉となって評価されるまで3年の期間を必要とします。また、近隣の畜産農家を当たって、すでに結果の出ているえさを積極的に取り入れるようにしました。 こうして5年ほどの期間、研究を続けてきた結果、鳥取和牛全体では20%にとどまっている「鳥取和牛オレイン55」の出現率が、鳥飼畜産では70%近くが認定されるという非常に高い水準となっています。 人が食べて健康になれる肉を作れば、胃がもたれることもなく「また明日も食べたい!」と、皆さんに喜んで食べてもらえます。「人の身体にとって良い肉を・・・」この考え方にやまのおかげ屋も賛同して、鳥飼畜産の牛肉を求めるようになりました。
- 鳥取和牛がチェコ共和国(EU)の会社へ初輸出〜鳥取和牛の輸出拡大の可能性〜
鳥飼畜産の鳥取和牛が欧州市場に初進出し、輸出国としてチェコへ初出荷 2023年5月20日(土曜日)に弊社の特約生産者の鳥飼畜産(代表:鳥飼雄太郎)の鳥取和牛がチェコ共和国へ向けて輸出されます。鳥取和牛が欧州の輸出国へ出荷されるのは今回が初めてとなります。 今回の輸出は、チェコ共和国の食肉卸売業者であるAmaso社(親会社: Ambiente 所在地:プラハ)との契約に基づき行われます。Amaso社は、チェコ国内のレストランに食肉を供給する会社です。 昨年の2022年にAmaso社の一行がチェコ共和国より来日、鳥飼畜産を農場見学、やまのおかげ屋ハワイ店へ来店しました(その際の記事はこちら>>)。 読売新聞に取材していただいた英語版の記事(こちら>>)を読んだことが来日のきっかけとなりましたが、実際に鳥飼畜産を見学し、小規模ながらも繁殖•肥育に対する姿勢や牛に対する手厚く、愛情のある環境に強く感銘を受け、先方からの熱心な提案を受け、今回の取引につながりました。 輸出される鳥飼畜産の鳥取和牛は第11回全国和牛能力共進会出品牛で肉質日本一となった「白鵬85の3」の血統を引き継ぐ26ヶ月の去勢牛です。枝肉重量は561.2kg、格付けはA5ランク(最高ランク)、BMS10(上位ランク)という非常に良い状態となりました。 今回の輸出は、継続的な取引に繋がる予定で、欧州市場への鳥取和牛の普及に貢献するものと期待されます。また、新型コロナウイルス感染拡大により国内外で消費が落ち込んでいる中で、生産者や関係者の収入確保にもつながると考えられます。 この度は、鳥飼畜産、そしてEATOPIA (所在地:神戸市)と共同のもと鳥取和牛の欧米市場への初輸出が実現しました。株式会社やまのおかげ屋は今後とも鳥取和牛の認知拡大と海外市場の開拓に努めてまいります。 【鳥飼畜産について】 近年の受賞実績 令和4年 第12回全国和牛能力共進会 「脂肪の質」鳥取県代表出場および入賞 令和4年 鳥取県畜産共進会 「肥育の部」 優等賞4席 令和3年 鳥取県畜産共進会 「肥育の部」 優等賞5席 令和3年 鳥取県畜産共進会 「肥育の部」 特別賞脂肪の脂質 鳥飼畜産は、鳥取県倉吉市関金町に所在しています。一般的に難しいとされる繁殖・肥育を行う一貫生産を採用しています。また、年間約200頭しか認定されない「鳥取和牛オレイン55」の認定基準を満たす牛を多数出荷しており(出荷数の約7割がオレイン55認定)、県内外で高い評価を得ています。 ※鳥取和牛について 鳥取県は実は古くから和牛の産地として知られており、1966年に開催された第1回全国和牛能力共進会の肉牛区(産肉能力検定)で一等賞の栄誉に輝いたのが鳥取県の種雄牛「気高(けたか)」号です。「気高」号の優れた血統を受け継ぐ子孫が全国に広がり、各地のブランド牛の始祖として名を残しています。 また、鳥取県が推し進める「オレイン55」というブランドは「気高」の血統であること、オレイン酸を55%以上含む、瑕疵がない、など一定の条件を満たした牛肉に与えられます。 【株式会社やまのおかげ屋 輸出実績】 やまのおかげ屋は近年海外輸出、海外販路開拓に積極的に活動しています。 2022年 12月 マレーシア 鳥取和牛 鳥飼畜産 2022年 12月 香港 鳥取和牛 山下畜産 First Export of Tottori Wagyu Beef to the Czech Republic (EU) We are pleased to announce that on Friday, May 19, 2023, Tottori Wagyu beef from our contracted producer the Torikai Farm (Representative: Yutaro Torikai) will be exported to the Czech Republic. The export is carried out based on a contract with Amaso (parent company: Ambiente, Prague), a meat wholesaler, which supplies meat to its restaurants in the Czech Republic. Last year in 2022, a delegation from Ambiente came to Japan from the Czech Republic, toured Torikai Farm, and visited the Yamano Okageya Butcher shop. They visited us after reading an article about Torikai Farm in the Yomiuri Newspaper in English, After visiting Torikai Farm, they were strongly impressed by its attitude toward breeding and fattening, and the caring and loving environment for the cattle, despite their small scale of business, which led to the enthusiastic proposal from them and led to this business. The Tottori Wagyu from Torikai Farm exported this time is a 26-month-old castrated cow from the bloodline of "Hakuho 85-3," which won the top prize for meat quality in Japan at the 11th National Wagyu Competitive Exhibition(Wagyu Olympic). The carcass weight was 561.2 kg, graded A5 (highest rank) and BMS 10 (higher rank), in very good condition. This export is expected to lead to continuous transactions and will contribute to the spread of Tottori Wagyu in the European market. It is also expected to help farmers and related parties in securing income in the midst of a consumption decline both in Japan and abroad due to the spread of COVID-19. This is the first time that Tottori Wagyu beef has been exported to European markets, in partnership with Torikai Farm and EATOPIA (located in Kobe, Japan). YAMANO-OKENAGOYA will continue to expand the awareness of Tottori Wagyu and develop the overseas market. About The Torikai Farm The Torikai Farm is located in Sekikane-cho, Kurayoshi City, Tottori Prefecture. Their Breeding has received numerous awards, including the "Fat Quality" entry at the 12th Wagyu Olympic, and the "Fat Quality” special award at the Tottori Livestock Breeding Show in Tottori. They adopt an integrated production system that includes breeding and fattening, which is generally considered difficult. They also produce a large number of cattle that meet the standards for Tottori Wagyu Olein 55 certification, for which only about 200 cattle are certified annually (about 70% of the cattle produced in the farm are certified as Olein 55), and their cattle are highly evaluated both within and outside of the prefecture. Yama-no-Okageya Export History In recent years, Yama-no-Okageya has been actively engaged in overseas exports and the development of overseas sales channels. 2022 DEC to Malaysia Tottori Wagyu from the Torikai Farm 2022 DEC to Hong Kong Tottori Wagyu from the Yamashita Farm
- 和牛オリンピックにも出場!鳥取和牛生産者「山下畜産」さんご紹介
2017年の和牛オリンピックにも出場歴のある鳥取和牛の指定農家、山下畜産さんを訪問しました。 弊社が創業以来、お付き合いのある大事な農家さんです。 山下畜産さんと鳥取和牛 取材にお伺いしたのは鳥取県北栄町にある山下畜産さん。 弊社が信頼して仕入れさせていただいている鳥取和牛の指定農家さんです。 ご兄弟で農場を経営されています。 山下畜産さんはお祖父さまの代から牛飼いでした。お祖父さまの代はホルスタイン牛、お父さまの代では交雑牛、そしてお兄さまの剛さん、弟さまの晃さんご兄弟の代で鳥取和牛の繁殖と肥育をはじめました。 剛さんが鳥取和牛の肥育をはじめたのは2014年。その数年後に弟の晃さんは鳥取和牛の繁殖をはじめました。血統としては和牛オリンピック初代チャンピオンの「気高」、そして神戸牛の血統で有名な「但馬」の交雑が8割を占めています。 鳥取県代表牛として2017年に宮崎で行われた和牛オリンピックに出場 鳥取県が肉質日本一を受賞した、2017年に宮崎県で開催された第11回和牛オリンピックに、「肉牛の部」の鳥取県の代表として出場しました。また、近年では鳥取県畜産共進会の「肉畜の部」では優等賞5席を受賞。名実ともに裏付けされた優秀な鳥取和牛の生産者さんです。 和牛の繁殖・肥育農家としては歴史が浅いですが、周りの先輩農家さんたちのご指導や協力があって現在の実績につながっています。 牛たちの小さな変化を見落とさないよう、365日早朝から夜遅くまで体調管理を徹底しています。牛たちが下痢など体調不良になった際は、ヤクルトやバナナを与えてみたり、何が最善なのか目の前の牛たちと日々真剣に向き合っています。 出荷して枝肉になった状態でも、きちんと良し悪しを自分の目で確認して、良かった牛を産んだ繁殖牛を記録しています。仕上がりの良い牛をできる限り生産するという改良にも余念がありません。 消費者の嗜好の変化に合わせた鳥取和牛を目指して 鳥取和牛をはじめ、黒毛和牛の特徴といえば霜降り。しかしながら、世間ではその嗜好に変化が。霜降りが多い肉を好む傾向から、肉質や味わいを重視する傾向へと移行しつつあるのが現状です。 そういった時流を踏まえ、2022年に鹿児島県で行われた第12回和牛オリンピックでも新たに「脂質」を評価する区が設けられました。全国の和牛農家さんにとって、今後の肉質改良、生産者努力の課題となっています。 和牛の特徴である霜降りの数値が、例えばBMS11、BMS12という最高等級であったとしても、あっさりしていて食べやすい。時代の流れに合った脂質作りを目指しています。 和牛の特徴である霜降りと赤身の旨味のバランスがちょうど良いお肉。そういったお肉が現代の嗜好の変化に呼応する仕上がりなのではないかと山下さんは言います。 地元との繋がりを大切にする山下畜産 この道30年の当店の肉おじさんは、実は山下さんご一家とは柔道部として繋がりがあり、山下さんのお父さま、ご兄弟さまとも長くご縁がある関係です。 そんな山下さんをよく知る肉おじさんは、 「山下畜産と聞けば、地元では知らない人がいないほど有名です。積極的に子供たちの柔道教育や活動に参加したり、地域貢献はもちろん、地元の人たちとのつながりを大事にされている畜産農家さんです。」と言います。 地元に愛される鳥取和牛生産者さんの山下畜産さん。そして消費者の嗜好の変化に柔軟に適応しようとする山下さんから引き継いだお肉のバトン。もっと多くの人に知ってもらえるよう、そのバトンをお客さまへと繋げる努力は弊社の使命であると感じています。 山下さん、お忙しい中ありがとうございました。
- 「広がる鳥取和牛の魅力」食のみやこ鳥取県食材視察ツアー「鳥飼畜産」
「広がる鳥取和牛の魅力」食材視察ツアー「鳥飼畜産」 先日「食のみやこ鳥取県」食材視察ツアーの一環で、東京から有名なシェフを含む20名の方に鳥飼畜産・やまのおかげ屋ツアーを体験していただきました。 弊社の指定農家である鳥飼畜産さんにて、牛たちの餌や環境、また一般的に難しいとされる一貫肥育についてご案内しました。 この他最近では、なんと遠路はるばるチェコ共和国からシェフ・お肉屋さんも、鳥飼畜産とあかまる牛肉店に視察ツアーに参加いただきました〜♪ この方々は以前、読売新聞英語版で取材していただいた際の英語版記事を読んだことをきっかけに、鳥取県にまでお越しいただきました。 国内外に鳥取和牛の認知が広がってきている良い傾向ではないでしょうか^^ 「鳥飼畜産」鳥取和牛の美味しさの理由 2017年の和牛オリンピックで肉質日本一となったことをきっかけに、 その肉質の良さから、鳥取和牛が日本各地ないし、国を超えて海外にまで注目されるようになってきました。 その鳥取和牛の中でも、鳥飼畜産が注目されるその理由とは… 美味しさ 風味 くちどけ この3つの要素が高く、そしてバランスが良いからではないでしょうか。 実はその要素が高いことには、裏付けされた理由があるのです^^ 昨年鳥取県の畜産課の方の協力を得て、実際に数値化したデータを出していただきました。 「美味しさ」に関わる栄養素グリコーゲンの含有量‥単独では無味無臭のグリコーゲンですが、他の成分とあわさるとうま味が出ます。 「風味の良さ」に関わるのはグリコーゲンと水分量の比率です。 「くちどけ」に関わるのはオレイン酸の数値です。この数値が高いと融点が低く、口に含んだ瞬間に溶けるという食感に関わります。 この3つの数値を調べていただきました。 その結果はというと、鳥取県内の和牛畜産農家さんの中でもこの3つの要素がバランスよく高い数値として出ている農家さんが鳥飼畜産でした。 どれか1つや2つの要素がズバ抜けて高い畜産農家さんがいる中で、全体的にバランスが良いのは鳥飼畜産だけでした。 ※農家効果とは 外的要因をなくして、純粋に農家の能力を測ろうとした指標。 農家がコントロール可能なこと – 環境、えさ、飼い方、農家の資質など。 農家がコントロール不可能なこと – 出荷年次・どの年に出荷したか、性・去勢なのかメスなのか、屠畜場所・どこで屠畜したのか、月齢・何ヶ月肥育したか、近親交配など。 この結果を見ると、「美味しさ」とは個人がそれぞれ感じる概念的なものではなく、数値化して「見える」ことができるというのは驚きですよね。 ではなぜ、「鳥飼畜産」はこの3つの数値が高いのでしょうか? 牛へのストレスを極力低減できる「一貫生産」 エサ、水、血統‥さまざまな要因が考えられますが、私たちは「一貫生産」によるところが大きいと考えられています。 一般的には和牛を育てる過程で、繁殖農家(子牛を生ませて市場に出品)と肥育農家(セリ市場で購入した子牛を育て出荷)に分かれます。 鳥飼畜産はこの繁殖と肥育を同じ農場で行っています。 また、高度な技術と経験を必要とする「種付け」も独自でしている数少ない農家さんです。 この難しいとされる一貫生産のデメリットは非常に管理が難しい、また専門的な技術を必要とすること。 その反面、牛たちにとっては非常にストレスが少ない環境と言えます。 生まれた子牛はしばらく母親と同じ一緒の牛舎で育ち、肥育の段階で隣の牛舎に移されますが、母親ないし祖母牛の鳴き声も聞こえる距離で出荷まで育てられます。 さらに、飼育員が変わらないこともストレス低減の要因の一つ。 幼いころから同じ人に、愛情をもって育てられます。 こうして極力ストレスが少ない環境下で育てられた牛だからこそ、健康な牛に育つと考えられています。 (極端に言ってしまえば、セリに出された子牛が沖縄から北海道まで移動するだけで相当な負荷とストレスがかかることになりますが。。。) また、365日24時間体制で牛を見守る管理体制も牛の健康維持に大きく関わっています。 「鳥取和牛」の認知を広げる このように一貫生産を採用することで、鳥飼畜産に見られるトップレベルの「美味しさ形成」が保たれていると私たちは考えています。 鳥取和牛の認知が拡がっているとは言えど、まだまだ低いとされていることが現状です。 あかまる牛肉店として鳥取和牛が全国、世界中の方に届くように積極的に発信していきますのでよろしくお願いいたします_(._.)_ ——以下は引用——- 【検証データについて】 <検体> 2013年-2020年に出荷された鳥取県内和牛肥育牛6,688頭 <指標> 枝肉3形質:枝肉重量/ロース芯面積/BMS おいしさ3形質: グリコーゲン/風味の強さ/オレイン酸 *風味の強さとは グリコーゲン含量と水分含量の比率。グリコーゲンが少なく水分が多いと美味しくないとされる。 <実測値での結果> 枝肉重量、ロース芯面積は平均もしくは若干下回る。BMSは少し平均より上。 グリコーゲン、風味の強さ、オレイン酸は平均値を大きく上回る。 <農家効果を加味した結果> 全ての値に置いて平均値以上。特においしさ形質の3つの要素は大幅に平均を上回る。
- 2022年11月24日若桜鉄道「カレー列車」でレトルトカレー試食会
若桜鉄道「カレー列車」でレトルトカレー試食会を行いました。 2022年11月24日に若桜鉄道にて、若桜鉄道レトルトカレー試食会を観光列車「若桜号」にて行いました。 今回のイベントではカレー列車として特別運行。紅葉が広がる景色を眺めながらの試食会となりました。 若桜駅から群家駅を往復する、片道30分往復1時間の小さな旅です。 鳥取和牛と八頭産花御所柿入り若桜鉄道カレーについて 八頭町ふるさと納税に鳥取和牛を出品している縁で、八頭町をPRしたご当地レトルトカレーを作ろうということになり制作されました。 ご当地レトルトカレーとは我が町の宣伝マン 中を開けると若桜鉄道路線図。 ご当地レトルトカレーはその町の名産品を使用しています。鳥取なら鳥取和牛やカニ、梨などを使用しているものを見かけることも多いのではないでしょうか? ただそれだけでなく、その町の特徴や取り組み、どんな生産者が作っているのか?なども味とパッケージデザインに込めています。 そんなご当地カレーを日本の各地で販売することでその町の良いところをカレーでPRする宣伝マンの役割も持っているのです。 なぜ若桜鉄道カレーなのか? 八頭町といえばバイクの隼の聖地、若桜鉄道隼駅が有名です。 その他八頭町若桜町の観光地も若桜鉄道と密接な繋がりがあり、街の象徴と言えるのが若桜鉄道です。 その若桜鉄道をパッケージにして、鳥取和牛と八頭町の名産品花御所柿をカレーに入れたのがこの若桜鉄道カレーです。 このカレー1つで若桜鉄道をはじめとした八頭町や若桜町や、鳥取の名産品を知ることができます。 11月末は秋の行楽シーズンの八頭町若桜町 11月は名産品の花御所柿が実りを迎え、柿色の風景が出迎えてくれます。 山々も紅葉し、八頭町全体が彩り豊かに。まさに行楽シーズンで、見るだけでも楽しめます。 若桜鉄道カレー列車運行の様子 出発 若桜駅と鉄道遺産と水戸岡鋭治さんデザイン駅舎内装が美しい カレー列車は若桜駅からスタートしました。 若桜駅の駅舎内装は若桜号、八頭号、若桜号をデザインした水戸岡鋭治さんが手がけています。美しい組子細工とすりガラスが特徴の内装です。 切符売り場、待合、ライブラリー、カフェがあります。それぞれでゆったりとした時間を過ごすことができます。 外では、若桜鉄道ではおなじみの機関車があります。鳥取県内で稼働することができる唯一の機関車です。イベント時には構内で動く姿を見ることができます。 今回カレー列車で利用したのは「若桜号」です。 落ち着いたグリーンの車両に、中は優しい木目調を中心にした内装になっています。 壁には若桜、八頭をイメージしたイラストが掲げられています。 行きの社内では若桜鉄道さんの説明や今回カレーのごはんで使用したブランド米「神兎(かみうさぎ)」の説明を八頭町農業公社されていました。 やまのおかげ屋もこの若桜鉄道カレーの説明を僭越ながらさせていただきました。 復路は群家駅からスタート列車の中で鳥取和牛のホロホロとしたカレーを食べる 群家駅はスーパーはくとがちょうど停車。すれ違いになりました。 社内には炊飯器が持ち込まれ、温められた若桜鉄道カレーをかけていただきました。 弊社にはドラゴンカレーという鳥取和牛の大きな肉の入ったカレーがあるのですが、一瞬それと見間違うほどの大きなお肉が入っています。 自然豊かな八頭町若桜町の風景を眺めながらいただくカレーは別格です。 ロケーションが良いといつもより美味しく感じられます。 デザートには八頭町産花御所柿が登場。 すっきりとした甘みで大変食べやすい柿でした。 若桜鉄道カレー列車の乗車の感想は…とても癒されます。 紅葉や美しい組子細工の駅舎、のどかな風景など全体的に癒される旅でした。 魅力満載なのでぜひ、これからも多くの方に若桜鉄道に乗っていただきたいです! 機会があればまたカレー列車が走るかもしれません…。 今回のカレー列車の様子はこちらのニュースから御覧いただけます。 日本海テレビ 日本海新聞 現在の販売はオンラインショップと東京秋葉原でも販売中 現在はやまのおかげ屋オンラインショップで販売しています。 昭和号を販売していますが、近日若桜号、八頭号を販売予定です。 若桜鉄道カレーは東京でも販売をしています。秋葉原の書泉グランデさんという書店の鉄道コーナーでも販売されています。 こちらは鉄道の聖地とよばれており、地方ローカル鉄道の書籍、グッズや鉄道のカレーが豊富に販売されています。 若桜鉄道カレーの最終目的は実際に来ていただくこと 若桜鉄道カレーの最終目的は、県内外でこのカレーを手に取った方が、実際に若桜鉄道に訪れていただくことです。 八頭町、若桜町はとても素敵な町ですが、まだまだ知られていないと思います。 とてももったいないことなので、このカレーをきっかけに多くの方にまずは知っていただければと思います。





