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やまのおかげ屋ブログ

BBQシーズン到来!「Tボーンステーキ」の美味しい焼き方


Tボーンステーキ

みなさん、こんにちは! やまのおかげ屋です。


これから夏にかけてBBQシーズンとなりますが、近年、そのインパクトと美味しさで人気の「Tボーンステーキ」をご存知でしょうか?


今回はBBQの主役を張る豪快ステーキの焼き方をレクチャーしたいと思います。


■そもそも、Tボーンステーキとは?

Tボーンステーキの「T」とは骨の形を指します。


T字の骨を挟んで、片側にジューシーなサーロイン反対側に赤身で柔らかいヒレが付いていて、どちらも牛肉では最高級と言われる2つの部位が同時に食べられるのが一番の特徴です。


口いっぱいに広がるサーロインの脂、ヒレの歯応えある食感。

BBQやキャンプでのメインを飾る贅沢なステーキです。


やまのおかげ屋の「Tボーンステーキ」はホルスタイン種の鳥取県産牛のTボーンステーキを自社で1枚ずつ電気のこぎりでカット。

そのまま冷凍で真空パックしてお客様のもとへ届けます。


鳥取県産牛は、鳥取和牛と比べて霜降りが少ないのが特徴です。

サーロインはジューシーでありながら、赤身の旨味が強く感じられます。

ヒレはとても柔らかく、脂が少ないためにさっぱりした食べ心地です。




■三段階で学ぶ、Tボーンステーキの焼き方


それでは、このTボーンステーキはどうやって焼けばいいでしょうか?

以下3つの段階をもとに調理していきましょう。


  1. 下ごしらえは時間をかけて、丁寧に

  2. 直火を避けて、じっくりゆっくり焼く

  3. 時に休ませながら、遠火と近火で仕上げる


3~4センチ厚の600g程度のTボーンステーキであれば、30~40分の時間をかけてじっくりと焼きます。遠火と近火を行き来させながら、中がピンク色で、カットすると血が流れ出ない理想の焼き上がりを目指します。




1.下ごしらえは時間をかけて、丁寧に


  • Tボーンステーキを冷凍庫から冷蔵庫へ移動させて1日かけて解凍

  • 上記の画像の青い線のようにナイフを刺して下処理(脂と肉の間の薄いスジを切ることで食べるときに歯に当たらず、骨から肉を外れやすくするため)

  • 調理30分前に常温に戻し、塩を振っておく

  • 焼く前にキッチンペーパーで水分をふき取り、肉全体にまんべんなく塩コショウやハーブなどで下味をつける



2.直火を避けて、じっくりゆっくり焼く


  • 焼き始めは、網の端の火が強くない遠火から

  • 向きを変えたり、裏返したりしながら肉のすべての面に均一に火が入っていく状態を目指す

  • 上記2つの作業を10~15分ほど繰り返す。肉に直接火が当たらないようにご注意を

  • 肉を網の中心に置き、いったん強火ですべての面を30秒ずつ焼く

  • 脂が落ちて火が上がる場合は、直火に当たらないように避けながら焼く



3.時に休ませながら、遠火と近火で仕上げる


  • 脂を切るために網付きバットなどに乗せていったん肉を休ませる

  • バットを置く場所は焼き網の端で、60℃前後であればベスト

  • 15分ほど休ませる

  • 火入れを再開し、網の端で遠火から10分ほど焼く

  • 網の中心ですべての面を30秒ずつ焼いて、焼き上がり



厚みがあるステーキの場合は、

「2.直火を避けて、じっくりゆっくり焼く」

 →「肉を網の中心に置き、いったん強火ですべての面を30秒ずつ焼く」

より下の項目をもう一回繰り返しましょう。


焼き上がったTボーンは、ここから骨を外して、切り分けていきます。

骨外しの作業は難しいのですが、きれいにカット出来たときの達成感はひとしお。


骨際の肉は歯ごたえがあって味わいも深く、そこをかじってしゃぶるのは格別です。




■家庭でTボーンステーキを焼くのは高難度


家庭でTボーンステーキを美味しく焼き上げるのは難しいですが、下記の手順で焼いてみましょう。


フライパンで焼いている間に肉が縮み、逆に骨は縮みません。

フライパンでは思うように焼けませんので、オーブンでじっくりと火入れしましょう。


レストランではグリルやオーブンを使って焼くのが一般的で、併用しながら焼く店もあります。


  1. 食べる1日前に冷蔵庫に移す

  2. 血を拭き取り、塩・黒胡椒をかけてよく熱したフライパンで両面に焼き色を付ける

  3. 160°Cのオーブンで30分加熱

  4. オーブンを開けて10分程度、肉を休ませる

  5. お皿に盛り付け、骨に気を付けながら味わう




■Tボーンステーキを“育てるように”焼き、自然の中で贅沢体験を


複雑な行程でしたが、Tボーンステーキの焼き方レクチャーは以上です。

BBQグリルやTボーンステーキと向き合いながら、じっくり焼いていくのはとても大変です。


だけど、Tボーンステーキを育てるように焼いていくのは、格別な体験。

ぜひこれからの季節、青空のもとで厚切りのステーキを焼いてみてください!


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